IT系企業9社のインターン感想をゆるりと書く
お久しぶりです!情報学研究科M2になろうとしている3です
先に全体の目次
久々にブログ書く!
2022年,いろんなことした!
研究だと3回の学会発表と賞の受賞
就活だと7社のインターンと3回のハッカソンで入賞
で,年内に3社から内定頂いたけど,あと4社ほど就活してから終わる予定
振り返って書くとなんかいろいろ取り組んだ感ある
てことで今回は,B4とM1で参加してきたIT系9社のインターンに参加した感想をやっと書く!(選考情報とかいちいち書くのも面倒だしインターンの中身も一部NDAあるので感想メインの備忘録)
※「企業に対しての印象」「社員への印象」というのはあくまでも筆者の主観であり一感情です.この記事を読んでたとえどの企業か特定できたとしても,実際にその企業が筆者の抱いた印象通りであるかはまた別です.一部誇張や不適切な内容で気分を害しても関知しないので落書き程度に読んでください.
Web系事業会社
経路情報を教えてくれる緑のおじさんがいる会社
B4の夏に,インターンというものを初めて体験した
3日間,1人で与えられた課題に沿ってWebアプリをリモートで作成
(前日までずっとカンピロバクターで死にかけてたから体力がギリギリだった)
1つのタームに6人しかいない中,たまたま研究室の1つ上の先輩が居た
だけど,インターン参加者で交流する機会どころか,話すタイミングもなく1人での作業だったから,挨拶もできずに終わっちゃったw
参加してる学生より社員さんの方が多いから,手厚いしみんな優しい
ポイント貯めてるパンダがかわいい会社
M1の夏に,初めてハッカソン型インターンに参加した
3日間,初めましてのメンバーで0からプロダクトを作成
チームによるだろうけど徹夜とかはせず,21時ぐらいには終えた
ハッカソンに参加する人全てが,技術力ゴリゴリあります!ってわけでもないことを知った
コミュ力と吸収力高くて一緒にやってて楽しいな〜って思えた
プレゼン資料も発表言語も英語っていうがこの会社らしくてそれはそれで面白い
チームに英語ペラペラのベトナム人が居て助かった
無事に2位に入賞してサーモスのマグカップ貰えた
この会社のパンダ好きだから限定グッズとかほしかったな〜!
その後,早期選考に入って修士として1番最初に内定ももらった
個人によって初任給のオファー金額が異なるらしく,どこで何を評価されたのか分からないけど,他の企業より100万円以上高くてビックリした
でも,申し訳ないけど内定を辞退した
インターン中や選考中,どの企業よりも志望度の確認をされてた印象ある
良くも悪くも会社の組織体質とか社長とか通信への投資で燃えてるけど
ぼく個人的には,それに対して特に何も思わなかったなあ
通信分野への投資はかなりリスキーだけど,保守になって自滅していくよりかは経営層がガンガンに攻めてチャレンジングなところめちゃくちゃ面白いと思う
あと,社内の食事が3食無料なの羨ましい
辞退する前に社内見学だけはしておけばよかった
バックオフィスの紙書類をぶちまけないようにする会社
M1の秋に,ハッカソン型インターンに参加した
4日間,初めましてのメンバーで0からプロダクトを作成
開催方法が特殊で,毎週火曜日に3時間,大阪オフィスに集まるのを4回した
まあ,それだけではもちろん足りないので家でも作業した
途中でぼくがコロナになっちゃって,チームリーダーなのにプロダクト完成が危なくなったけど
チームメンバーがなんとか完成させてくれた
コロナになった時のやりとりとか,最後オフィスを離れる時とか,
人事の方がぼくの顔を覚えてて,話しかけてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったなあ
早期選考に進んで,対面での最終面接を前に辞退させていただいた
バックオフィスの無駄作業をITで解決するのってすごく世の中の課題解決をしてるし良いなと思った
ただ,技術的な負債がたまっていて,経営層の目標と現場エンジニアの目標が少し離れてるんじゃないかなと感じる部分は少しあった
DXが流行ってるし,この先も重要な課題だから,無駄な紙の事務処理をどんどんなくしてほしい
あと,CMが記憶に残るからマーケティング上手いなと思う
通信会社
白い犬がしゃべってる会社
B4の夏に,2日間で4職種のエンジニアを体感するインターンに参加した
学部卒(22卒)で1度内定もらった後に辞退して,そのままその年のインターン(23卒)に参加した特殊ケース
プログラミングをやるというよりはグループワークを4回やるって感じ
ネットワークの配置,法人向けソリューション,システムの企画とか
シンプルに楽しかった
大企業になりつつあるけどまだまだベンチャー感あるなと感じる時があって面白い
社内見学とか内定者イベントのたびに東京への交通費とか宿泊費を大人数に出せるあたり,資金力安定してるなって思う
ある日の午前中に,採用人数20人程度の会社(オフィスの1フロア程度)の社内見学をした後
40階ぐらいあるこの会社の自社ビルを見学すると特に圧倒されたね…
黄色い鳥の兄弟の会社
M1の夏に,ハッカソン型インターンに参加した
3日間,初めましてのメンバーで0からサービスを作成
ぼく個人としては,9社の中で1番大変だったかもしれないけどダントツで1番楽しかった
全チームがたぶん3日間徹夜でサービスを開発(文字上だけだとしんどそうだけど全チームが全力でコミットしてて楽しそうだった)
プロダクトの良さだけじゃなくてビジネスとしてもちゃんと収益性があるのかっていうのも重要視されてて面白い
メンターの方も日付が変わる時間まで一緒に参加しながら,
勉強になるアドバイスを適宜くれたりしてアツい
壮絶だったけど,1位優勝できて1万円分のポイント貰えた
限定グッズが欲しかったよ〜〜!!!
全体的な日程感,メンターの質,ハッカソンの評価軸と納得感,チームを越えて全参加者と交流する機会,インターンを通しての個人フィードバックタイム,最後にはハッカソン中の映像を使って3分ぐらいの動画まで作ってくれてた
就活会議でインターン満足度ランキング1位を取ってるだけあるなと感じた
ハッカソンに参加するまでは,堅苦しい旧日本企業体質の権化だと思ってたけど全然違うかった
経営層においても,非上場化とか人事制度の転換とか居住地制限撤廃とか
1人のユーザーとしてもこれからに期待していきたい
東日本のインフラを支えながら昆虫食もやる会社
M1の冬に,データサイエンス系のインターンに参加した
5日間,その内3日と2日に分けて2つのことをやった
まず3日間,データサイエンス系のこと
データを分析してビジネスに応用する系で,データサイエンティストという枠だったけどどちらかというとビジネスアナリストかな
ちょっとだけチーム内でピリつくことあった
次に2日間,AWSの課題をチームで解決していく
初めてクラウドというものを触って面白かった
3種類のエンジニア系インターンがあるらしく,3種類制覇してる人がまあまあいるらしい
新卒からずっと居る社員さんがほとんどを占めてる感じがして独特の雰囲気(愛社精神的な部分で)
実は,M1の夏に通過してたけど学会と被ったから辞退してて
全く同じESと動画を提出したら再度通過できた
ありがとう…ありがとう…
メーカー
時価総額1位を走り続けてる会社
M1の夏に,DX系のインターンに参加した
現地で5日間,データを分析してデザイン企画者への提案書を作成
DXをしに行くのに入館手続きでハンコが必須なのは少しビックリしちゃった
あと,LabBase経由でなんとなくエントリーしたら
インターン参加者が2人であることを知ってまたビックリした
時価総額1位であるだけあって規模がめちゃくちゃデカいのを実感
支部だけでもビルがとんでもなくデカいし,その1フロアの1スペースのインターンで関係者の人数がものすごい…
社内で転けたら始末書とか,階段は手すりを持って歩くとか,走って急ぐぐらいなら遅刻してもいいとか,社内の曲がり角全てに鏡が設置されてるとか,いろいろこの会社らしさを現地で体感できたのも面白い
インターン中,メンターの社員さんが常に横に居てくれてとても親身だった
それに,上級職の社員さんとの面談の機会がたくさんあって勉強になることばかりだった
早期選考のマッチング面談(最終面接?)は先に辞退させていただいた
社員さんも優しいし,DXも面白そうだと思ったけどメーカーはたぶん合わないだろうなとインターンに参加して知ることができた
興味ない領域でもインターンに参加してみる大切さを学んだし,本当の意味でのインターンだったなと思う
フイルムなのに医療機器が強い会社
M1の夏に,ハッカソン型インターンに参加した
3日間,初めましてのメンバーで0からサービスを作成
ただ,ハッカソンというよりはアイデアソンに近い
プログラミングでプロダクトを作るというよりビジネスに応用する企画書を作る
個人MVPを受賞することはできたけど
正直このインターンは失望した
インターンの実施内容の中身というより,その周りでのシステム的な部分で不満が多い
・1チームに6人居て,ハッカソンやアイデアソンをするには人が多くやりづらい
・人事が1人で場を回していて限界そう
・メンターが存在したのかどうかすら記憶にないぐらい関わりがない
・良かったチームへの投票制度が1番ゴミ
良かったチームを参加学生たちが投票する仕組みで,優勝しそうなチームを避けて投票することができてしまう
別の企業では評価軸を設けてポイント制にすることで,価値基準のズレが最小限になってるし
社員さんもチーム審査に関わって最後にはフィードバックもあったから納得感があった
評価制度とかのシステム面で微妙だなと思うところは入社しても不安が大きいから早々に選考辞退を決意
唯一良かったのは,毎日3000円〜5000円ぐらいのフードデリバリーが届いて美味しかったこと
SIer
利益率と年収が圧倒的な会社
M1の冬に,セキュリティ系インターンに参加した
現地で5日間,セキュリティの脆弱性を調べて対処方針を策定
大阪オフィスで参加した3人で一緒に課題に取り組んだ
東京の方には同じタームに80人参加してることをオンライン懇親会で知ってビックリした
セキュリティ関係は大学の授業でも他のインターンでも取り組んだことがなくて勉強になった
タイムスケジュール的に結構キツかったけどなんとかなった
関西支社長とかの上級職との面談とか対面での懇親会が1週間の間に2回あったのもよかった
お昼のランチは社員さんと近くのお店に行って,給料がめちゃくちゃ良いっていう話を聞いた後に毎日割り勘で個別会計してた(部長さんが居た時だけは全員分をまとめて払ってくれてカッコよかった)
年収とか勤務時間をそのまま見せてもらえたのも良かった(どちらの数字もデカい)
仕事内容がそもそも合わないだろうから早期選考は辞退した
SIerの中でも利益率が高いことが頷けるぐらい社員さんのレベルは高い,そして仕事が好きそうな人が参加したどの企業よりも多い印象だった
あと,青スーツに白い歯をギラギラさせてる人が多いと勝手に思ってたけど全然そんなことなくて話しやすい人が多い
SIerの働き方を知れたのはこの機会が唯一だからよかったなー
最後に
こんな感じで9社のインターンに参加してきました!(人よりもたぶん少し多い)
全部1週間以内だから長期は経験したことがない
学生の内だからこそ興味のない業界にもインターンで参加できるから最後のキッザニアタイムだと思って積極的に参加することをオススメする!40歳50歳とかになって,社内の雰囲気を体感させてもらおうとしても受け入れしてくれないだろうからね笑
本選考は上の企業以外もいろいろ受けてて,まだ決めきれてないからあと少し就活して方向性決めたいな
今は就活と研究よりもトビタテ留学のエントリーシートが重いなあと感じてる日々😇
あ,あと,残り1年で学生も終わっちゃうし全身脱毛して学割を最大限に活用する所存
自分が思う無駄な部分は省いてミニマリストな生活したい
ではでは!